あなたは”ぬいぐるみ保育園”という言葉を耳にしたことがありますか?
小さい頃からぬいぐるみと一緒に遊んでいた経験や、大人になった今でも大事に保管しているという経験を持つ方は多くいることでしょう。
今の時代いろいろな流行りがある中で、今回はぬいぐるみ保育園の実態についてお伝えしていきます。
ぬいぐるみ保育園とは
まず初めにぬいぐるみ保育園についてご紹介していきます。
一般的に聞いたことのある保育園は、世の中のこどもたちを預ける場所として認識している方がほとんどかと思われます。今回紹介しました「ぬいぐるみ保育園」は自身が大切にしているぬいぐるみを預ける場所となっているのです。まさにこどもが通う保育園同様のシステムと言えますね。
では、保育園ではいったいどんなことが行われているのでしょうか。内容について詳しくみていきましょう。
「ぬいぐるみ保育園」では、こどもを預かると同様に保育士資格を持つ保育士に朝預けることからスタートします。そこでは実際にアイマスクを着用させお昼寝タイムをとったり、専用のおもちゃを用意したりする中で過ごします。
その日の終わりには保護者となる預け主に、1日どのように過ごしたのかがわかる連絡帳やアルバムを作成しお渡しするといったことが行われています。
一般的に認知している保育園と変わりなく、しっかりと機能していることがわかりますね。
なぜぬいぐるみ保育園ができたのか
これまでには聞いたことのないサービスの内容となりますが、なぜぬいぐるみ保育園が生まれたのでしょうか。
その背景には「個性を表現し好きなことを大切にする」ことの1つの手段として設立されています。現代では多種多様な人の在り方であったり、見た目であったりに関することで物議をかもすことがよくありますよね。
どんなものが好きでどんな人間であっても、それがその人の良さであり個性なのだということですね。
私も小さい頃大事にしていたクマのぬいぐるみがあったことを思い出しました。どこに行くにも、どんな遊びをする中でも相棒のように扱っていましたね。
お世話をしたいと思い、ネイル感覚にマニキュアを塗ったり髪の毛を切ったりとしていた覚えがありますが、その感覚と何一つ変わらないのだと思います。
実際に保育園を活用している方もいるとのことから、現代だからこそ合っているニーズとも言えるでしょう。
ぬいぐるみから得られるものとは
幼少期から大人まで大切にしているが、大人になってからは大事にすることに対して恥じらいがあるといった方も少なくないでしょう。
しかし、ぬいぐるみのような柔らかい素材でできているものを触ることで良い効果が期待できるとしたらどうでしょう。需要はもしかすると今後さらに増えていくかもしれません。
ぬいぐるみを愛する方のお声には「安心感が得られる」との声や「心の支えや癒しに繋がる」と言った共感を得る多くの意見がありました。
実際に、とある研究によれば柔らかいものに触れるとオキシトシン(幸せホルモン)が分泌されると分かっています。オキシトシンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれているように、ストレスホルモンを減らし、リラックス効果をもたらします。
もしかするとぬいぐるみにもその効果があるのかもしれませんね。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。いかがだったでしょうか。
誰かに言えず隠していることでも、実は他の誰かも同じ考えを持っていたということがわかる内容ではありませんか?
自分の好きなこと得意なこと、それがどんなことであっても尊重されるべき個性の1つですよね。こどもだから、大人だからそんなことは気にせず「好きなものはこれなんだ!!」と提言しやすい世の中になっていくと嬉しいですね。
ちなみに私は幼少期から新品のタイヤ売り場の匂いが好きという「変わった好き」を持っていますよ(小声)皆さんはどのような「好き」を持っていますか?